アニメや映画の舞台となり、その名が一躍全国区となった “上色見熊野座神社” 。今回は、熊本屈指のSNS映えスポットである上色見熊野座神社をご紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 阿蘇のツーリングスポットを知りたい。
- 上色見熊野座神社に行ってみたいけどよく知らない。
この記事を見ると、ライダーから見た上色見熊野座神社の魅力を知ることができます。後述しますが、時間的余裕がなく、厳選しなければならないなら、他のツーリングスポットをおすすめします。
それでは、どうぞ!
上色見熊野座神社とは
阿蘇郡高森町上色見地区にある神社で、国生みの神様である伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)を祀っています。近年では人気映画の舞台となったことからも有名となり、全国から参拝される方が訪れるようになりました。
鳥居から先は神秘的な空間が広がります。
杉林の中の参道。日々の喧騒を忘れ、心が穏やかになっていくのを感じます。
参道の両脇には、苔生した97基の石灯籠が並んでいます。敢えて少々天気の悪い日の早朝に参拝すると、その神秘的な姿が一層増すのでおすすめですよ。
お社で引き返しちゃもったいない!
お社からさらに登った先には、荘厳な空気をまとった10m以上の大風穴 “穿戸岩”(うげといわ)があります。阿蘇大明神の健磐龍命(たけいわたつのみこと)に追われた、従者である鬼八法師が逃げるために蹴破ったときにできた穴、とされていますが、、、神様の時代の皆様は規格外ですね。
蹴破って転がり落ちたとされる岩は、参道横に祀られています。探してみてくださいね。
「穿戸岩伝説」
弓の達人だった健磐龍命は阿蘇山頂から矢を放って楽しみ、従者である鬼八法師に拾いに行かせていました。鬼八法師は、99本目までは拾いに行ったものの、100本目は足の指に挟んで健磐龍命に向けて投げ返したとのこと。健磐龍命は激怒し、鬼八法師を殺さんと追いかけます。上色見の外輪山を越えて逃げようとする鬼八法師の目の前に岩壁が現れましたが、岩壁を蹴破って逃げ去りました。
その時できた穴が穿戸岩とされます。
お社には杖が準備してあります。もちろん無くても十分行ける程度ではありますが、体力に自信のない方は使用してください。
ツーリングスポットとしての上色見熊野座神社
「ツーリングスポット」かと言われれば、ちょっとわからないですね
国道265号沿いにありアクセスは良好で、国道265号は私は好きないい道ではあります。また、神秘的な空気のあるパワースポットで、また、写真映えもするでしょう。
とてもおすすめな観光地ではありますが、敢えて「バイクで立ち寄るから楽しい」ということはないかと思います。「ツーリングスポット」としては、近隣では月廻り温泉公園や箱石峠の方がおすすめかもしれません。
駐車場は、神社入り口から100m程北にあります。
まとめ
今回の記事では、ツーリングスポットとしての上色見熊野座神社をご紹介しました。阿蘇でも屈指のパワースポットで、とてもおすすめの神社!でも、ロングツーリングで時間のない方は、バイクと楽しめる他のスポットを優先してもいいかもしれませんね。
また、より熊本を楽しんでもらうべく、別の熊本県内のスポットやコースの紹介もしています!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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